2011年3月25日金曜日

水道水汚染と妊娠・授乳

日本産科婦人科学会が3月24日付で「水道水について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内」を出しました。
一番大事なポイントだけ原文のまま貼り付けてみますね。今のところ大丈夫だけど気を付けていきましょう、という内容です。

4. これらを総合すると、現時点では妊娠中・授乳中女性が軽度汚染水道水を連日飲んでも、母体ならびに赤ちゃん(胎児)に健康被害は起こらないと推定されます。また、授乳を持続しても乳幼児に健康被害は起こらないと推定されます。
5. しかし、胎児・乳幼児は成人に比べ被曝の影響を受けやすいとされており、被曝は少ないほど安心です。したがって、軽度汚染水道水以外の飲み水を利用できる場合には、それらを飲用することをお勧めします。
6. 妊娠中女性は脱水(体の中の水分が不足すること)には特に注意する必要があります。したがって、のどがかわいた場合は決してがまんせず、水分を取る必要があります。のどがかわいた場合には、スポーツドリンク、ミネラルウォーター、ジュース、牛乳などがお勧めです。
7. 今後も水道水の放射性物質汚染(ベクレル値)には注意して下さい(後略)


本文には被ばく量の目安となる計算式も出ています。気になる人は試してみてください。

加茂登志子

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